2016年1月31日日曜日



データ

別名:
旧社格:
創建:
本務社: 川勾神社


由緒

江戸時代後期 現在の元町は上町中町下町とともに旧二ノ宮村を構成した四地区の一つで幕藩管理下にありました。
当時の民衆にとって最大の楽しみはお祭り行事が一般的で二ノ宮村でも天王社のお神輿を楽しもうと村を挙げてのお祭りでしたが神輿は一社しかなく祭りの日程や巡航経路などを巡って部落間の争いが絶えませんでした。そこで明治三年、名主と長老が相談、それを解決するには地元にもう一社を造営創祀する外はないと衆議一決し川勾神社に願い出ると共に神輿造りの名人、宮大工杉崎内匠政貴殿(周助)に製作依頼した新しい神輿と社殿を池田清右エ門殿からご寄進頂いた峯岸山一、一三八番地の現在地に奉祀鎮座させました。
爾来 神輿の勇壮な競り合いなど満足する祭典ができるようになったのです。その後 明治四十三年に白木神輿は漆塗装を施され立派に生まれ変わりました。そして補修を重ねながら今では元町の神輿として皆に愛されているのです。
天王社とは八坂神社(祇園社とも)のことで八坂神社のご祭神素盞鳴尊が牛頭天王の垂迹した神様とみなして天王社と称したのでしょう。


御祭神



御朱印



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場所: 神奈川県中郡二宮町二宮1138-1


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