2014年11月1日土曜日


厄神様

鳥居


データ

別名:
旧社格:
創建:1845年
本務社:羽田神社


由緒

今から約二百九十年前亨保年間から天保年間にかけて江戸では三大飢饉が起り疫病、大火、洪水等があり人々は毎日の生活に苦しんでいた。当時どこの村でも神頼が始まり生活の安泰を祈った。 この稲荷神社は江戸時代の頃、弘化二年乙巳年三月吉祥日(鳥居に刻まれている)その頃に創立されたものと思われる。祭神は宇迦之御魂命(食物を祭さどる神様) 当時、村人は、朝、夕とお参りをした。海上安全、大漁祈願、火伏の神様として多くの人々が参拝した。又、隣の厄神様は厄除の神様として祭られている。 その頃の多摩川は、六郷川と呼ばれ鷗が多く群がっていた。その鷗にちなんで鷗稲荷神社と名づけたと聞く。又、この辺は、徳川幕府の領内で六郷領であった。羽田は、六郷から東に向って上田、中村、西町、仲町、漁師町となっていた。仲町は、現在の横町町会、稲荷前町会、下仲町会となっている。その三町会の守護神として交代で守っている。 毎年初午祭にはお焚き火をたき、油揚げ、魚、小豆飯、等を供え、羽田囃子や初午太鼓で賑やかに執り行われている。 入口の鳥居は、安政の大地震、大正の関東大震災、太平洋戦争と、何たびかの困難を乗りこえて来た。本殿は太平洋戦争で消失し今の本殿は戦後まもなく再建された。


御祭神



御朱印



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場所: 東京都大田区羽田6丁目20−10


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