2016年5月2日月曜日


境内社

太子堂

境内社

鳥居

社号標


データ

別名: 木の宮さん
旧社格: 村社
創建: 800年代
本務社: 当社


由緒

早川の氏神様で往古は木宮大権現、のち紀伊宮大権現と称され、土地の人からは「木の宮さん」と呼ばれた。箱根物産木工業の人たちに昔から崇拝されてきた神社である。
神社縁起によれば、貞観年中(859〜876)の創建で、祭神は五十猛命と惟喬親王(文徳天皇の第一皇子)とか奉祀されている。
土地挽(轆轤師)の開発者といわれる惟喬親王は天安2年(858)京の都を追われて伊豆(河津)に流罪となったが、途中風にあい国府津海岸につき早川の庄に至りこの地で歿したといわれ、当時親王の付人が木地を挽いて、朝夕の奉仕の料に当てたといわれている。
またこの地には「木地挽」と言う字名が現存するが、この字名はその名残であると言う。
なお、紀伊神社の社宝である「木地椀」は、小田原市の重要文化財に、社叢は天然記念物にそれぞれ指定されており、中でも社殿前のクスノキは市内で最大の老木である。


御祭神



御朱印



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場所: 神奈川県小田原市早川1183-1


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