2016年2月13日土曜日


境内社

鳥居


データ

別名:
旧社格: 村社
創建: 1700年代
本務社:比々多神社


由緒

旧北金目村の鎮守で、旧称熊野社。覆殿内部に祀られるこの本殿は、桁行七尺の大型社殿で、県下では数少ない春日造の本殿です。江戸時代前期(一七世紀中〜後期)の建立と考えられ、平塚市内の神社建築では最も古い。
近世の神社建築は通例、金面彩色から部分彩色、素木仕上へと変化し、彫刻による装飾も虹梁や木鼻に絵様刳形を施すのみであったが、江戸時代の中頃になると建築各部に鳥獣や草花、人物などの彫刻を施すようになります。
この本殿は全面が彩色され、虹梁・長押・上部小壁などに輪宝や写実的な草花等の文様が描かれますが、彫刻による装飾はあまりみられません。木鼻も向拝柱側面の象の彫物以外はすべて絵様木鼻で、総体的に簡素な造りとなっています。また、象の木鼻もその下半には絵様木鼻の名残をとどめており、過渡的な形態を示すものとして注目されます。
春日造であってもその平面は、当地方の一間社流造に最も多い平面構成であり、地方的特色をもつ春日造の遺構としても貴重です。


御祭神



御朱印



関連リンク

Wikipedia


場所: 神奈川県平塚市北金目3-17-11


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